映画『沖縄 うりずんの雨』上映会 (2015年12月 5日)
「ウリズンの雨」は沖縄の涙のように降るのだろうか。沖縄の人たちは沖縄の生存をかけて基地に反対する。それは日本に民主主義はあるのかと必死に問いかける。
12月 5日(土)、東大和市立中央公民館ホールで、「映画『沖縄 うりずんの雨』上映会」が行われました。
昼の部は満席となり、昼夜合わせて約500人が鑑賞しました。
映画「沖縄うりずんの雨」上映 東大和・武蔵村山実行委員会は、東大和9条の会有志と、武蔵村山市憲法9条の会有志を中心に創られました。
実行委員会の6人の共同代表からの自主上映呼びかけ文はこちらです。
昼の部の上映後、映画製作者の山上徹二郎さんからの挨拶がありました。この映画でキーワードとしたのは”レイプ”、”凌辱(りょうじょく)”という言葉。
女性に対するレイプの問題だけではなく、日本(本土)が沖縄に対してレイプをしてきたのではないか。この2つの意味での”レイプ”を視点に据えて、映画を制作したと話されました。
作品情報や予告編は、長編ドキュメンタリー映画「沖縄・うりずんの雨」のサイトで見ることが出来ます。
上映会で使用した「沖縄うりずんの雨」のチラシはこちらです。
会場入口で、沖縄基地建設反対の資料展示がありました。
太平洋戦争で本土の防波堤となって戦い多くの犠牲を強いられながら、70年を経た今もなお、沖縄の人達は、高江の森や辺野古の海で苦しめられています。
上映終了後、戦争法廃止2000万人統一署名・訴えが、署名用紙の配付と共にありました。
○50代女性
知らないことの多いこと、知らないでは済まされないことを思わされました。これからの時代を生きる若い方にもたくさんみていただきたいです。
○70代女性
強く心を動かされました。同じ気持をもって、平和のために働きたいと思います。
この他多くの皆さんから感想が寄せられています。映画「沖縄うりずんの雨」を見ての感想 はこちらです。
元最高裁判事・濱田邦夫氏講演会 (2015年11月21日)/戦争法廃止! 東大和 市民集会
11月21日(土)午後2時から4時まで、東大和市民会館ハミングホールで「戦争法廃止! 東大和 市民集会」が行われました。
戦争法案は違憲と国会で断じた、元最高裁判事の濱田邦夫氏を招いての講演がありました。演題は「自由と平和、民主主義、憲法と法の秩序を守り抜くために」で、
強行採決された安全保障法制は、内容的にもまた手続的にも憲法に違反すると、改めて明言しました。集会には500人の参加がありました。
濱田邦夫先生は、この日の集会のためにレジュメを用意してくれました。レジュメは参加者全員に配布されました。集会後、先生からさらに加筆した増補版を頂きました。
そのレジュメ「自由と平和、民主主義、憲法と法の秩序を守り抜くために」増補版はこちらです。
安倍政権になってから、憲法で保障されているはずの自由の束縛が様々な場で生じています。先生は自由の大切さ、加えて”ことば”がもつ力について、話されました。
さらに、自由と平和、民主主義、憲法と法の支配を守りぬくためには、どうすれば良いかについても分り易く話をしてくれました。先生の熱意が伝わってくる講演でした。
講師の濱田邦夫氏のプロフィール・マニフェスト・メッセージは、こちらです。
講演の後、様々な立場の市民からの発言が続きました。そして戦争法廃止!東大和市民集会 集会アピールが採択されました。
最後に、「NO WAR NO ABE」&「アベ政治は許さない」と書かれたプラカードを掲げて、決意を表しました。
この集会は、戦争法の廃止を現実のものとするために一致するすべての政党・団体・個人で、実行委員会が組織され、実行されました。
使用した市民集会のチラシ&ポスターはこちらです。
集会後、濱田先生から、市民活動のために参考となるサイトの紹介がありました。先生の知人の
田中淳哉弁護士(新潟県上越市)が作成の市民活動のサポート資料です。安保法制関連法案を廃案にするためにできることが、提起されています。
11・21市民集会報告チラシはこちらです。
市民からの発言や、参加者から寄せられたメッセージなどが掲載されています。